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チアマゾール(メルカゾール)投与による無顆粒球症は、投与開始後何ヶ月以内に好発するか?
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投与開始後2ヶ月以内(80%以上が集中)
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抗甲状腺薬による無顆粒球症の初期症状として特に注意すべきものは何か?
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突然の高熱と強い咽頭痛(唾を飲み込むのも痛い)
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抗甲状腺薬投与開始後2ヶ月間、無顆粒球症の早期発見のために推奨されるモニタリング頻度と項目は?
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原則として2週間に1回、白血球分画(好中球数)をモニタリングする
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プロピルチオウラシル(PTU)による重篤な肝障害の病型は何か?
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肝細胞障害型(劇症肝炎に進行しうる)
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チアマゾール(MMI)による肝障害の主な病型は何か?
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胆汁うっ滞型肝障害(黄疸、皮膚そう痒感が前面に出る)
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バセドウ病治療ガイドラインで第一選択薬がチアマゾール(MMI)とされる最大の理由は何か?
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プロピルチオウラシル(PTU)による致死的な肝細胞障害型肝障害(劇症肝炎)のリスクを避けるため
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リオチロニンナトリウム(チロナミン)が粘液水腫性昏睡の治療に用いられる理由は何か?
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半減期が約1日と短く即効性があり、活性型T3として速やかに作用を発揮するため
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甲状腺機能亢進状態では、ビタミンK依存性凝固因子の代謝はどう変化し、ワルファリンの効果にどのような影響を与えるか?
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凝固因子の分解が促進され、ワルファリンの抗凝固作用が増強する(PT-INR延長・出血傾向)
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抗甲状腺薬治療により甲状腺機能が正常化すると、ワルファリンの必要量はどう変化するか?
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凝固因子の分解速度が正常化し、相対的に凝固因子が増加するため、ワルファリンの作用が減弱する。よってワルファリンの増量が必要になることが多い
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授乳中のバセドウ病治療において、乳汁中への移行が少なく安全に使用できる抗甲状腺薬はどれか?
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プロピルチオウラシル(PTU)(血漿タンパク結合率が高く、乳汁移行がMMIの約1/10)
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チアマゾール(MMI)を服用中の授乳婦が授乳を継続できる1日用量の目安は?
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1日5mg以下(最大でも10mgまで)。高用量では乳児の甲状腺機能低下リスクがある
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プロピルチオウラシル(PTU)の重大な副作用であるMPO-ANCA関連血管炎は、投与開始後どのような時期に発症しやすいか?
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数年単位の長期投与中に突然発症することも多く、時期を問わない(無顆粒球症のような2ヶ月以内の集中はない)
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MPO-ANCA関連血管炎が引き起こす代表的な臓器障害は何か?
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急速進行性糸球体腎炎(血尿・蛋白尿・腎機能低下)と肺出血(喀血・息切れ)
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MPO-ANCA関連血管炎は、チアマゾール(MMI)とプロピルチオウラシル(PTU)のどちらに多く発症するか?
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圧倒的にプロピルチオウラシル(PTU)に多い(MMIでの発症は極めて稀)
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無顆粒球症が疑われる場合、薬剤師が主治医に提案すべき最も適切な対応は何か?
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直ちに被疑薬(抗甲状腺薬)を休薬し、G-CSF製剤および広域抗菌薬の投与を提案する。別の抗甲状腺薬への変更は交差発現のリスクがあるため禁忌
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高齢者や虚血性心疾患を合併する甲状腺機能低下症患者にレボチロキシンを導入する際の開始用量と漸増方法は?
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少量(12.5〜25μg/日)から開始し、数週間ごとに慎重に漸増する(Start low, go slow)
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レボチロキシンと鉄剤を併用する場合、服用間隔はどの程度空ける必要があるか?
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少なくとも2〜4時間以上空ける(キレート形成による吸収低下を防ぐため)
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プロピルチオウラシル(PTU)によるMPO-ANCA関連血管炎を疑った場合、抗甲状腺薬の対応として適切なのはどれか?
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PTUを直ちに中止する。他の抗甲状腺薬(チアマゾールなど)への変更は病態悪化の恐れがあるため原則避け、無機ヨウ素製剤への一時的変更や手術・放射性ヨウ素治療を検討する
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急速進行性糸球体腎炎を示唆する尿所見は何か?
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赤血球円柱(尿細管内で赤血球が固まったもの)の出現。出血部位が腎臓の糸球体であることを示す
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ヨウ化カリウム(無機ヨウ素製剤)を妊婦に投与した場合、胎児にどのようなリスクがあるか?
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ヨウ素が胎盤を通過し、胎児の甲状腺に蓄積することで、胎児の甲状腺腫や甲状腺機能低下症(クレチン症)を引き起こすおそれがある。
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レボチロキシンナトリウム(T4)の半減期は約何日で、定常状態に達するまでにどの程度の期間を要するか?
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半減期は約7日、定常状態到達には約1ヶ月(4〜5週間)。
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妊娠初期(15週まで)のバセドウ病治療における第一選択の抗甲状腺薬はどれか?
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プロピルチオウラシル(PTU)。チアマゾール(MMI)は催奇形性リスクがあるため避ける。
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チアマゾール(MMI)を妊娠初期に投与した場合に生じうる特異的な奇形(MMI胎芽症)にはどのようなものがあるか?
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頭皮欠損症、臍帯ヘルニア、後鼻孔閉鎖など。
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妊娠16週以降のバセドウ病治療では、抗甲状腺薬はどちらが推奨されるか?
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チアマゾール(MMI)への変更が考慮される(プロピルチオウラシルの肝障害リスクを避けるため)。
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